「留袖を用意していたのに」。そんなお母様のひと言で、結婚式は行わない予定を、一転、結婚式を挙げることにしたおふたりがいました。どうもそのお母様、いずれ娘の結婚式で着るだろうと、留袖を用意されていたようです。「子どもの結婚式が楽しみ。」そんな親心を知り、おふたりは「お母さんのために」と奮起した、というわけです。このように今“家族のために”を理由に結婚式を挙げるカップルが増えています、個人主義の時代だからこそ、人は人との絆を求める、この絆の基本が“家族”。しかし身近にありすぎて、その存在が当たり前になりがちです。
結婚式は今までの人生を振り返り、家族の大切さや絆の深さを再認識できる場でもあります。だから素直に「ありがとう」と言えるし、感謝の心を伝えたくもなる。そんな光景を見るたびに「結婚式っていいなあ」と思うのです。なかでもふたつの家族がひとつになる“挙式”は、家族の絆をもっとも感じられる部分。家族に焦点を当てた演出を取り入れることで、より絆を感じられるはず。その際、大切なのは「なにをするか」よりも「誰のために、何のために行うのか」ということ。大切な誰かを思っての演出だからこそ、感動も大きくなるのです。 |