着色ダイヤモンドとは、人工的に着色処理したダイヤモンドのことをいいます。加熱処理、アクリル・樹脂・オイルなどの浸透処理、放射線処理などの過程を通して色や傷を改良していきます。この処置をすることを「トリートメントまたは「エンハンスメント」」ともいいます。濃いブルーやグリーンのダイヤモンドのほとんどはこの着色ダイヤモンドです。鑑定書には、備考部分に「天然ダイヤモンド(処理石)」と表記され、カラーグレードは評価されません。
トリートメントとは、その宝石が元々持っている本質的な性質とは無関係に、物理的あるいは科学的方法によって人工的に外観や色などを変化させてしまう方法のことをいいます。また、エンハンスメントとは人工的に宝石を改良することをいい、宝石の本来持っている潜在的な美しさを引き出す目的で使われる人的手段です。
天然で色のついているダイヤモンドは、着色ダイヤモンドに対して、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、産出量は少なく希少価値が高いです。そのため、無色透明のダイヤモンドよりも、希少な色のものはかなり高価で取引されます。 |