ファンシーカラーとは、人工着色ではなくて天然の美しい色をもつダイヤモンドのことをいいます。これは一般的な無色のダイヤモンドに比べて産出量が極めて少ないために、希少価値が高く、色の濃いものほど高価になります。ピンク、ブルー、グリーンなどたくさんの色のファンシーカラーダイヤモンドが存在しますが、イエローとブラウンダイヤを除くと、カラーダイヤモンドは、ダイヤモンド1万個当たりに数個程度とされます。婚約指輪では、センターストーンの脇にピンクダイヤモンドのメレダイヤを配したデザインに人気がとてもあります。
これに対して、放射線や加熱など人為的な処理を施し、人工的に色をつけたダイヤモンドのことを着色ダイヤモンドと呼びます。これらの人工的に処置をすることを「トリートメント」または「エンハンスメント」ともいいます。この場合、鑑定書には備考部分に「天然ダイヤモンド(処理石)」と表記されカラーグレードは評価されません。 |