| フェーシングカラーとは、タキシードやテイルコート(燕尾服)の襟で、朱子織の光沢のある布地を張ったもののことをいいます。本来はシルクが用いられますが、光沢感があるサテンやタフタが使われることもあります。夜の正礼装のタキシードとテイルコートのみに使用されます。フェーシングカラーの由来は、電気のない時代に、ほのかな明かりでも光を反射して、顔を見ることができるように付けられたとの説があります。フェースドラペル、シルクフェーシング、シルクフェースドカラーなどともいい、日本語では拝絹(はいけん)襟といいます。ちなみに、襟のアウトラインに絹のテープや飾り紐で縁取りを施したもののことはバイビングカラーと呼ばれます。 |