ブライダルリングとは、結婚に関するリングとして婚約指輪と結婚指輪の両方のことをいいます。一本で婚約指輪と結婚指輪を兼ねているリングのことを指す場合もあります。
継ぎ目のない「輪」は、永遠不滅の愛を象徴しており、 結婚指輪には「誠実・貞節」の意味があります。これは配偶者への永遠の愛・誠実・貞節を約束すると同時に、神様に対しても永遠の愛・誠実・貞節を誓うことを意味しています。
左手の薬指にブライダルリングをはめる由来は幾つかの説があります。一つは左手薬指の血管が直接心臓と繋がっているという古代エジプトの言い伝えから来ているという説。またもう一つの説はでは、11世紀頃、教会が結婚指輪に祝福を与えるようになり、それと同時に結婚指輪を左手の薬指にはめる習慣が生まれたとされています。さらにもう一つの説では、西洋では指輪をはめる指によって意味を持たせる慣習があり、左手は「服従と信頼」を表していて、さらに薬指は「愛情」の印とされています。そこでこの二つに意味から薬指にはめる習慣が始まったとされます。
結婚の際に指輪を贈る習慣は古代ローマにまでさかのぼります。昔は、婚約指輪と結婚指輪の区別はなく、永遠に終わることのない円を愛の象徴として花嫁に贈ったものでした。現在のように、エンゲージリングが婚約指輪、マリッジリングが結婚指輪とうように分けられるようになったのは13世紀以後といわれています。ローマ法王が、結婚前に互いを良く知るべきだとして、婚約期間を奨励したことから婚約指輪が生まれたという説があります。またその他にも、西暦860年に教皇ニコラス1世が「婚約発表には婚約指輪が必要である。夫となるものは高価で経済的な犠牲を払う指輪を将来の妻に贈るべし。」という決まりを作ったのが婚約指輪の始まりだというような説もあります。結婚指輪と婚約指輪を両方贈る習慣は19世紀に入ってからのことであり、それまでは、その時代の教会が結婚と婚約のどちらを重視するかによって一方のリングを贈っていました。 |