長熨斗(ながのし)とは、結納で用いられる品の中のひとつで、納幣熨斗ともいいます。昔は「のしあわび」という鮑(あわび)の身を叩いて薄く伸ばした物を用いていましたが、現在では海草を煮溶かしたものや、ビニール製の代用品が多く使われています。
鮑は長生きをする貝とされており、不老長寿の象徴とされていることから、延命に通じる品として長寿や健康を願う意味を込めて結納品として贈られてきました。また、熨斗鮑は海産物のなかでも最も貴重な食物であったために、慶事や祝事の儀式のときに高価な贈答品として重宝されるようになりました。 |