| 桜湯とは、桜の花の塩漬けを湯に入れた飲物のことをいい、見合い・結納・婚礼などの祝いの席で用いられます。桜湯に用いる桜の花の塩漬けは桜漬けとも呼ばれます。これはがくを除いた花全体を塩と梅酢で漬け込んだもので、保存時は表面に茎の部分が表われて丸まった状態ですが、湯のみ茶碗に入れて湯を差すと、塩漬けの塩が溶けだし、花びらが開いて湯の上面に浮いてきます。お茶は「お茶をにごす」「茶々を入れる」等の意味につながり、慶事では忌み嫌うため、代わりの飲み物として桜湯や昆布茶を用いることが多いです。宴席の儀式が一通り終わった後は、普通の煎茶を入れてもかまいません。桜茶ともいいます。 |