ジゴ袖とは、肩口部分だけが膨らみ、肘か上腕部の下で絞られて手首に向かって細くタイトになっているデザインの長袖のことをいいます。肘付けの部分(アームホール)に、ギャザーやタックを寄せて膨らみを付けて袖山を作ります。また、半袖のパフスリーブに、腕にフィットしたタイトスリーブを繋げたものもあります。
ジゴ袖の歴史としては、中世に肩の部分に詰物をして高く膨らませた袖が起源となります。19世紀には1830年代と1990年代との2回大きな流行がありましたが、1990年後期以降は急速に衰退していきました。日本では1990年代のバブル期のウェディングドレスによく用いられたデザインの袖で、現在ではメイド服によく見られます。ジゴ袖は、フランス語のマンシュ・ア・ジゴのことで、ジゴは羊の脚、マンシュは袖を意味し、袖のシルエットが羊の脚の形に似ていることがその名前の由来です。英語ではレッグ・オブ・マトンスリーブといいます。 |