釣書(つりしょ)とは、見合いの時などに取り交わす、親族書・身上書のことをいいます。釣書には、親族書と身上書(もしくは履歴書と家族書)を封入し、仲人を介して先方に渡します。白無地の上質封筒を用いて、熨斗や水引は付けません。身上書に書く内容は、氏名・生年月日・本籍・現住所・学歴・職歴・身長・体重・特技・趣味・資格、家族の氏名・生年月日・学歴・職業・両親の出身地などです。身長・体重・特技・資格・家族の学歴、出身地といったものなどは書かれていない場合もあります。釣り書き(つりがき)、釣り書ともいいます。
釣書は血縁関係などを示す「系図」を意味し、氏名と氏名を線で結んだ様が文字をつるしたように見えることに由来しているとされます。 見合い結婚、すなわち媒酌結婚は武家社会が起源であり、武家と武家の間で縁談の際に互いの系図を交換していたため、こうした呼び名が残っていると考えられています。これの本来の役割としては「釣書」ではなく「衡書」であり、つまり、両家の家柄のつりあいが取れるかどうかを事前に調べるためのものでした。 |