結納品とは、結納の際に両家で取り交わされる物品のことです。結納品は婚約の証、嫁取りの代価、また相手側への挨拶と両家の発展を願って、という意味を込めて相手側へ縁起物を贈ります。いただいた後、結納品は片付けずに結婚式まで床の間に飾っておくという習慣があることから、結納品のことを結納飾りとも呼びます。
代表的な結納品としては、目録・金包・友白髪・末広・松魚節・子生婦・寿留女・家内喜多留などが挙げられます。しかし結納品の内容やその数に関しては、地域によって大きく異なります。結納品の数は男性側と女性側でそろえなくてはいけません。自分や相手の地域の慣習をよく調べてから結納の準備を進めていくようにしましょう。結納品を贈る際には、白木の献上台に載せますが、これも関東と関西では少し違いがみられます。関東ではすべての結納品をまとめて一つの白木献上台にのせます。一方、関西では一つ一つの結納品に白木献上台を用意します。結納品を贈る際は、目録に結納品の内容を墨で記し添えて相手に渡しましょう。また、反対に受け取る側は受書を準備し、結納を受け取った証として受書を渡しましょう。結納品の内容に関しては、時代とともに様々に変化していっているというのが現状です。現在の結納品は、縁起物の飾りといったようなイメージが強く反映されています。 |